Dec 30, 2010

レゾリューションBest 5 - 2011

Glitter Photos

今年のテーマはIntegrity/インテグリティ(いわゆる個人的抱負)

2010年の年頭は、セミナーやイベント主催を通じて社会で自己表現したいと考えていましたが、結果としてさまざまなチャンスや支援者に恵まれ大変満足のいく成果が残せました。今年は、インテグリティ(全一性、統一感、完全なる状態)をめざし、今ココ&あるがままを追及していきたいと思います。
No.1 : より多くの人と情報共有するライブ動画セミナー、一般セミナー、ソーシャルメディアなどの媒体を通じて、私が集め、築き、導いてきた情報を共有したいと思います。主題は、やはりデジタルヘルス、デジタルビューティ中心になると思います。そのあたりが他人があまりトライしていない独自路線なので。しかしながら、パソコン病対策というコアなテーマは保ちつつ、『現代の働き方』や『デジタルと人間』に焦点をあてた、より汎用的で魅力的なコンテンツを開発し布教?していくつもりです。


No.2 : 世界のなかで自分が何者なのか知る
国際通信社に在籍しているものの、やはり自分自身の活動が世界で認知されるのは別格なもの。そして、現在はTwitter, Youtube, Facebookなどソーシャルメディアを通じて、簡単に格安に個人が進出していける時代。そういうツールを最大限に生かしながら、『世界のなかで自分が何者なのか知っていきたい』を追及してみたいと思います。


No.3 : 溺愛を尊重し、引き寄せる
客観的に正しく生きる、慎ましく生きる、賢明に生きることは大切なことです。でも、本当にそればかりが自分が望む、向いている、与えられた使命でしょうか。自分が全面的に溺愛&没頭できるコト、モノ、ヒトにもしかして自分の使命があるのではないでしょうか。2010年は、その2つの思念の間にしばしば迷いを感じ苦しいと感じることがありました。前者に従いいくつかすばらしい目標を達し、社会的実績を積むことはできましたが、心の奥底では空虚感が残ったり、何かが違うと感じることがありました。そこで、もう少し自分を甘やかしてワクワクすることを信じ焦点をあててもよいのではないかと思い始めました。そのあたり、トライしてみます。


No.4 : 活動を記録する、分析する
これまで、気が向いたときにやりっぱなしな感じがありました。そこでツイッター、ブログ、フェイスブック、ホームページなどのメディアなどへの記録を通じて、目標立て、計画、遂行、結果、反省、分析などトラックをしていきたいと思います。 それにより、自分の活動にブレがなかったか、その目標が正しかったのか、その成果は正当なもとだったのか、手ごたえを理論的、数値的に確認していきます。


No.5 : 自分らしく魅力的な女性でいる
生まれながらの特性に加え、いろんな経験や知識、人々との交流を経て、自分らしさのポジショニングが一層わかってきたので、それを最大限表現し楽しみたいと思います。今まで、それがいまひとつできなかった理由の最大の理由はコンプレックスだったのかもしれません。なので、あれがないからダメ、これができないからダメ、それを知らないからダメ、と限定してきた否定的思念を手放し、あるがままを受け入れ愛情、尊敬、健康、優美、女性性などを放出していこうとしています。
そんなわけで、今年のレゾリューションの成果はいかに!お楽しみに♪

Dec 15, 2010

季節のごあいさつ & 私的10大イベント

Glitter Words
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あなたにとって、今年はどんな年でしたでしょうか。
楽しいこと、感動したこと、大変だったこと、がんばったこと、そのすべてが来年の糧となりますように。
この1年に、あなたと共有できた時間、経験、情報、感動は、私にとってはかけがえのないものでした。ほんとうに、どうもありがとうございました。
また新たな年に、素晴らしさを共に創造していけますように。
高林克枝 

トムソン・ロイター Twitter @digibeau
デジタルヘルスセンター Twitter @dhc4u
2010年12月吉日



The 10 Best Memories in 2010
私にとって思い出深かった今年の10大イベント。 これまで何年か関わってきたそれぞれのことが、中身とチャンスを伴ってある到達点に届いたように感じました。それにより自信と満足感をえられた実り多い一年でした。そして私を支えてくれた方々に深く感謝をささげます。

No.1 - 新宿区の某ホールでドキドキ単独講演(9月)
これほどの規模の単独講演ははじめてでした!(YouTubeビデオ)そして素晴らしい経験となり、これまでのオールアバウト・ガイドなどの健康活動を続けてきてよかったなぁ、という自信にもつながりました。
今回は某自治体のご依頼で、250名位の方々のために『デジタルヘルス@Office』を1.5時間講演、みんなでパソコンストレッチも実践し楽しいひとときとなりました。そして参加者アンケートでも素晴らしい評価をいただきうれしかったです。
 
また、この実現には、協力企業の皆さまの暖かいご支援がありました。ナナオ、花王、J&J、アサヒフーズアンドヘルスケアのご担当者様、本当にありがとうございました(涙)



No.2 - 新たな視野が広がる、ツイッターデビュー(4月)
ソーシャルメディア革命は、私の生活にも影響を及ぼしています。現在、日本語では2つのアカウント@digibeau(外資系企業ライフ)と@dhc4u(デジタルヘルスセンター活動)を運用。いろんな方々とのつながりや対話はとてもエキサイティング。 日記がわりにもなるし、簡単に短時間に日々の記録ができ、メモがわりにもなり、便利ですよね。今後さらなる活用を考えていきたいと思います。




No.3 - 本気でとりくんだ、FITチャリティランのコミッティ活動(4月~11月)

金融業界最大の慈善活動であるFinancial Industry in Tokyo for Charity Runをコミッティメンバーとしてサポートし、ソーシャルメディア活用や画像や映像記録といった広報関係の仕事をしました。主に外資系金融企業の方々が中心のイベントですが、当日は6000名の参加者、6000万円以上の寄付金を集め大成功となりました。
通常は、競争相手であるはずの金融業界の人々が、チャリティという共通の目的のために共に走る、のがこんなに楽しいのか、といういことを参加者全員が味わっていたようにも感じました。
それぞれの企業から自発的で純粋なボランティア活動として参加している仲間たちが、またすばらしい人々でした。毎月のミーティングで、それぞれが完璧に責任を果たしながら、少しづつ作り上げていく感じがとてもワクワクしました。
子供たちのランはキュート


No.4 - アジアの時代、香港旅行(10月)

香港支社の同僚を訪ねて、東京支社の同僚たちと2泊3日の香港を満喫してきました。観光、グルメ、エステを楽しんだのはもちろんのこと、わずかな滞在でもこれからのアジアの胎動を感じました。人々から、街から、モノから、エネルギーがわきあがってました。なんだか、東京がちょっと静かに感じたぐらいです。これから、アジアの時代になるんだなぁ、という確信がわきました。
セントラルの光イベントビクトリアンピークのため髪が爆発



No.5 - iPhoneユーザーとして進化

アイフォンのおかげで、デジタルライフがよりいっそう日々楽しくなっていきます。去年より今年のほうが、はるかに使いこなしてます、進化しつづけています!スティーブ・ジョブズさん、こんな素敵なツールを与えてくれてどうもありがとう。 愛してます!!


No.6 - ときどき美ジョガー!?皇居ラン
オフィスの目の前が皇居という恵まれた環境なので、最近話題にもなっている皇居ランをするようになりました。同ビル内にある毎日新聞社の有志&近隣企業による健脚会に参加したり、同僚たちとアフターワークに走ったり。やはり週1回でもつづけると、代謝がよくなり、無駄な太り方をしにくいようです。オススメ◎

竹橋駅伝に会社代表チームとして
オフィスから皇居をのぞむ


No.7 - みんなで泣いた、OXFAM(オックスファム) チャリティ活動(4月)
小田原から箱根まで100KM 不眠不休でトレイルウォークする、という無謀なチャリティ活動Oxfam Trailwalkerに同僚たち数十名が参加しました。私はサポートチームの料理長として30名以上の飲食を企画・準備。日本語編集長の北松さんは、おいしいカレーをつくってくださり、みなさんに喜んでいただきうれしかったです。

なお、このイベント直前に、これに参加予定だった同僚のひとりがタイの軍事暴動に巻き込まれ尊い命を落とした経緯があり、部署や肩書を超えて、みんなで一致協力!という連帯感が高まり、参加者全員が完走するという偉業を成し遂げました。(YouTubeビデオ



No.8 - チャレンジ!アカデミーヒルズでセミナー講師(7,9月)
オフィスのデジタルワークが欠かせないOLたちに、できるだけ快適に健康的にお仕事をしてほしいという願いで、『デジタルビューティ@Office』セミナー講師をさせていただきました。これも、参加者からいろんな反響があり、私自身も進行方法や内容に反省することもあり勉強になりました。ともかくチャレンジしてよかったと思います。(YouTubeビデオ



No.9 - ぶっとび、ハロウィン仮装パーティを主宰(10月)

これはなにより、参加者のぶっちぎりのノリ、すばらしかったです!ここまでみなさんノリきってくれるとは。。看護師たち、恐るべし。日常生活を忘れるような刺激的なひとときでした。ちなみに、わたしはレディ・ガガ的をめざし、ブロンドガールになりきった結果、大学院生に「ちょ~色っぽいですね~」と目を細めて褒められ、ちょっといい気分に。



No. 10 - 国立新美術館のゴッホ展に、ビリビリ(11月)

今年最高に感動した絵画展でした!ゴッホは、大好きな3大画家のひとりですが、改めて新たな気づきがありました。それはあまりにも現代的、モダン&スピリチャルすぎることです。100年以上前の作品とは考えられません。今更ながら、ゴッホのすごさに驚きました。
いくつかの海外の美術館で見たときも、ビリビリというバイブレーションを感じることがあったのですが、そういう理由が時間を経てちょっとわかったような気がします。


というわけで、お楽しみいただけましたか?
こんな私でありますが、来年もどうぞ仲良くしてくださいね!
トムソン・ロイター Twitter @digibeau
デジタルヘルスセンター Twitter @dhc4u
そして、もしよろしければ下に感想や応援のお言葉をお残しください。

Sep 19, 2010

新宿区 某ホール講演、ありがとう - デジタルヘルス@Office

先日、某自治体の職員の皆さまに某ホールで講演させていただいた。数百名の方々にご参加いただいたが、喜んでいただけただろうか?


講演後、主催担当者は、「とてもわかりやすかった、面白かった、新たな発見があった」とコメントしてくれたし、同行してくださったナナオの浅井氏によると「これまでの講演の集大成という感じで、とてもよかった」とお言葉をいただいた。

この共済組合の主催で、毎年1回このような『VDT講習会』を開いているようなのだが、昨年はお医者さんが講演をして、VDT関連疾患や障害の説明が多く難しすぎた、対策がなかったという反省点をもとに、私には理解しやすく何らかの対策をアドバイスしてもらえるのではないかと、白羽の矢があたったらしい。それならば適任じゃない!?

今年初頭から、ナナオショールーム、アカデミーヒルズ、として今回の都民ホールと展開してきたのだが、コンテンツそのものはあまり変化はない。しかし、そのストーリー仕立てや、訴求ポイントは試行錯誤してきた。


特に今回の講演で伝えたかったポイントは:
  • デジタルワークのセルフ・マネジメントで、仕事の効率・快適アップ
  • みんなでやれば、こわくない、疲れない
こうして自分の講演過程をふりかえってみると、自分自身がこのテーマ理解と確信を深めていること、そして、それぞれ聴講者の特性を理解し、実践させるツボをおさえるようになったことだ。これは簡単なようでいて、頭だけでは理解するのはむつかしいもの。何度かやってみて、時には参加者から反論されたり(ほんとにそれが効果あるんですか?とか)、無視されたり(まったく役に立たない!とか)しながら現場体験をつむことでやっと一歩一歩進むことができる。

私のデジタルヘルス&デジタルビューティも、そもそも上から目線の指導を強要するものではない。厚生労働省のVDTガイドラインがあっても、企業内で徹底されないこと、一般人に認知されないこと、またそれだけでは人々の心身の疲労軽減がかなわないことから、どうしたらこのテーマを普及させられるのかという草の根活動、ボトムアップで積み重ねてきたものだ。

大切なのは、デジタルワークのセルフ・マネジメントの重要性に気づいてもらうことである。パソコンしたら疲れるのはあたりまえ、どうしようもないことだという思考停止をやめることだ。誰かが、この疲労を軽減してくれる、治してくれる、配慮してくれるという他力本願な仕事の仕方をやめることだ。そして、自分の心身からのシグナルを感じたら早めに対処してあげることだ。

とはいっても、自分の管理が最もむつかしい。私自身が私の講演内容を完璧に実践しているか、と聞かれれば、けっこう恥ずかしい思いをしたりする。。
なので面倒な思いや辛い思いをせずに、あたりまえに習慣化してしまうこと、それが理想。

まあ総括として、今回は私も講演を準備段階から楽しめたし、みんなの前で講演するというパフォーマンスも、けっこう向いてると再認識できたし、まあ80点ぐらいのスコアをいただいてもいいかな、と思っている。
来年は、海外での講演とかもいいかなっ!? とかはるかな夢を描いているし、今年の成果としてはこれで本当にみなさんにありがとう、といいたい。ライフワークの進展としては、まあ順調なのかも。それでも、昨日より今日、今日より明日、またちょっと新たな気づきを重ねて進化していきたい。








Jul 26, 2010

『インセプション』世界を魅了するクリストファー・ノーラン監督のブルーグレイな世界観



いま新作映画『インセプション』(Warner Brothers)が封切られたばかりで、世界がわきたっている。ツイッターのトレンド・キーワードには"Inception"についておびただしいTWが流れている。

アマゾン系の映画データベース、IMDBでは、驚異的スコア9.3を獲得している。通常、かなりよい映画といえども8.3ぐらいなものだ。(わかりやすくいうと、北野武監督作品など。)

そしてまだ年半ばにして、「来年のアカデミー賞の監督賞や作品賞の候補&受賞にならなければ、アカデミー賞のほうがおかしい」、とまでいわれるぐらいだ。

さらに、評論をみるとノーラン監督の秀逸さをキューブリックやタルコフスキーに並び称する人々も多くいる。また、この作品は、『2001年宇宙の旅』や『ブレードランナー』などのように、新たな時代を切り開くエポックメイキングものとなるだろう、ともいわれる。 このように全世界の映画ファンや批評家をとりこにしているノーラン監督の魅力はどこにあるのか。

ブルーグレイな心象風景

ノーラン監督作品のひとつの特長は、映画の全編にわたるブルーグレイなモノトーンの世界だ。 『インセプション』、『ダークナイト』、『インソムニア』、それらの作品のなかでは、監督は2つの価値観の対比を示し、その間でゆれる主人公を描く。
  • 過去と現在
  • 夢と現実
  • 愛と苦悩
  • 理想と挫折
  • 真実と嘘
  • 光と影

白黒つけられない、明るくも暗くもないブルーグレイな背景に描かれる世の中は、決して平和で安全、明るいものではなく、混とんとしたものだ。そんな環境での出演者たちの存在はリアリティを増す。とりわけ、主人公は、寂寥感、孤独感、喪失感にさいなまされている。つまり彼らの心象風景そのものもブルーグレイであり、光と影の間をさまよいながら、自分のありかたを模索して生きている。
自分ひとりではどうにもならない絶望的な環境のなかで、それでも何かの解決法や打開法を試みては傷つき、前進しては挫折するを繰り返す人間の姿が、色彩に邪魔されることなく、シャープに浮かび上がってくる。

驚くべきノーラン監督の事実

インディーズ作品 『メメント』(2000)で世間にデビューしたノーラン監督は、たぶん普通だったらメジャー監督デビューは難しい体質であることを、最近知った。IMDBの本人のトリビア(IMDB/Christopher Nolan)を読んでいたときに、Is red and green colorblind. と書いてあることに気づいたからだ。さらにリソースをさがすと、BBC Newsのインタビュー記事つけFact Fileにも書いてあるので本当だろう。
 
私はオールアバウトで目の健康ガイドを長くやってきたので、その分野について記事を書いたこともあるが、健常者からみれば、まったく別の世の中を見ていることに驚く。 (YouTubeで体験! 色覚障害の世界って?)

さて、彼の色覚異常のタイプは、視界から赤色と緑色を識別しにくい先天色覚異常である。さらに調べて、Wikiの色覚異常のなかで、1型2色覚RGBWの色彩表示をみて、ハッと思った。この体質の人の視界には、ブラック、イエロー、ブルー、グレーしかない。まさに彼の得意とする映画の色調、ブルーグレイの世界なのだ。つまり、私たちは、彼の見ている色調の世界(カラーブラインド)そのものを追体験していることになる。

これらの色覚異常は白人男性では8%という割合で表れている、比較的よくある遺伝的形質であるが、映画監督になるといえば話は別のはず。もし青年期から監督になる夢を描いていたなら、生まれ持ったその体質であることに対する深い絶望感やコンプレックスをかかえていたはずである。世の中の森羅万象を写し取る映像世界をめざしながらも、一生、華やかな色彩の世の中を見ることのできない絶望感。

しかし、彼は彼なりのやり方で映画づくりにチャレンジした。華やかな映像ではなく、ストーリーテリングでの勝負だ。今まで試みられることのなかったコンセプト、見る者をあっといわせるストーリー展開、人々の心をわしずかみする主人公の心の闇。
 
それは監督みずからが味わってきた寂寥感、孤独感、絶望感が、ブルーグレイの世界観に投影されているように思える。これは、現代に生きる人々の心にも、大なり小なり共鳴するのではないだろうか。
  
そこで、彼は彼自身の特質(ある意味世間的にはハンディ)を逆手にとり、自分のビジョンや世界観を表現してきた。あるいは、そこまで振り切れたことも尊敬に値する。
 
これまでの映画作品のほとんどは自分自身が原案を出し、映像は手持ちカメラで撮影するアナログ手法を多用し、プロデューサーは自分の妻。今なおインディーズ路線を貫き、自律性を維持しながら、製作や財務についてはメジャー配給会社を完全に支配下におき支援をえて、自分のビジョンを完全なかたちで映画化しているノーラン監督。まさに、このあり方は、これからの時代の新たな映画監督の可能性をしめしてくれる。そうした自身の存在の模索過程そのものが、作品を通じて多数の人々を魅了し、感銘させ、励ましをあたえてくれる。
 
次の公開予定はバットマン3。私を含め、新たなブルーグレイの世界観に耽溺できることを、世界中がほんとうに待ち望んでいる。

Jul 4, 2010

マッシャブル(Mashable) ソーシャル・メディア・ディ 6/30/2010


ソーシャルメディア情報サイトとして世界No.1の人気を誇るマッシャブルの呼びかけにより、世界各地でソーシャル・メディア・ディを祝う第一回目のイベントが6月30日に行われました。なんとその開催数745か所、参加者は、11,485人と報告されています。すばらしい!

<参考サイト> Happy Social Media Day! (Mashable)

<グローバルなソーシャル・メディア・ディ情報>

このソーシャル・メディア・ディというのは、個人同士がつながれるようになった技術と社会変革を楽しく祝おう~というものです。この変革により、世界中の人々と同時につながれるようになったからで、これまで声なき者とされていた人たちに新たな道を開いてくれたからです。

この流れをさらに加速すべく、マッシャブルの創業者、ピート・カシュモア(@mashable)は、これからも私たちが自発的に自分たちの地域でイベントを主催し、より多くの人々とつながりをリアル&ネットで深められるようによびかけています。(イケメン・スコットランド人のピートがビデオでコメント)


さて、こんな国際的なイベントのひとつとして、東京のウェスティン・ホテルでも、ソーシャル・メディア・ディ・サミット東京が行われました。えっ、そんなの知らなかった?行けなかった?次回は行きたい? そんな方のために、今回のイベントのポイントをお伝えしますね。セミナー英語によるものもありましたが、日本語情報もサイト(ソーシャル・メディア・ディ サミット東京サイト)に充実してますから、のぞいてみてくださいね。


マッシャブル ソーシャル・メディア・ディ サミット東京

まだまだ日本では知名度の低いマッシャブルですが、私は大ファンであり、iPhone Mashable Appをいれて日々楽しんでいるぐらいですから、少しぐらいお役にたちたいものです。 それで、このイベントでどんなことがあったのかを、サクッとレポートしたいと思います。

日本でも何箇所かで関連イベントが開かれたようです。私が参加したイベントは、Pokenのロブ・ヴァン・ナイレン(@rvnjapan)さんが中心となり、単に飲み会ではなく、日本のソーシャル・メディア活用の現況を報告しあおうという主旨で、まさに関係者たちの手作りによって行われました。

それでも、話題性のあるスピーカーたちや、活発なソーシャル・メディア活動をしている人たちが集まり、とても刺激的な場になったと思います。ただし、どちらかといえばその活動目的はビジネスというよりも、自己啓発・地域おこし・ノンプロフィット・エンタメといったものが主流でした。

なので、だれでも、いつでも、何かをはじめられるヒント、という意味でとても役立つと思いました。ソーシャル・メディアの知識とスキルを高めることで、自己実現のスピードを加速したり、地域を活性化したり、恵まれない人々にチャンスを与えたり、世界にメッセージを送ったりなど、いろんなことが可能なのです。
<日本のソーシャル・メディア・ディ イベント情報>

ユニークなソーシャルメディア活用報告

日本国内で活動する人々(外国の方を含め)からの、それぞれ個性的な楽しい報告でした。

1) ソーシャルメディアを研究するUstream番組 『そめけん!』"の成功例
スピーカー:Ms. Shoko Tanaka (@shtanaka) Ms. Eri Yatsuzuka (@yatun)

デジタルハリウッド大学院在籍中の女性2人がソーシャル・メディア研究状況をUstreamでレポートする番組紹介。「そめけん」は「ソーシャルメディア研究会」の略称だそう。 Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos






2) 海外や日本のソーシャルメディアの現状やトレンド 情報源:Mashable社
スピーカー: Dean Fujii (@Doc_MacPro )

ソーシャルメディア・コンサルタントのディーン・フジイ氏が、マッシャブルとは?ソーシャルメディアとは?など、この分野の基本情報と現状を解説。 Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos






3)フェイスブック: ソーシャルネットワーキングの成功例 :Tokyo Garden Party
スピーカー: Johan Rooms (@fbjohan )

fusionbureauのヨハン・ルームズさんは、東京ガーデン・パーティなるネットワーキング・イベントを主催している。夏の期間、屋上のビアガーデンなどで催すカジュアル・イベントで、人々の交流の場を提供。
Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos






4)フェイスブック: チャリティーの成功例 Room to Read/Beer for Books
スピーカー: Gary Bremermann (@beers4books)

本業は弁護士のゲーリーさんは、非営利チャリティ活動、ビア・フォー・ブックス(一杯で、一冊)(英語サイトBeers for Books)を主宰している。発展途上国の子供たちの識字率を高めるために、1杯のビール代金のうち、いくらかを慈善団体のRoom to Readに寄付するというもの。このB4B活動は、マニュアルに従って、だれでも主宰できるし、すでに予定されているイベントに参加してもいい。 こんなふうに人々の楽しみとチャリティが結ばれるのはとても有意義。(画像は左がロブさん、右がゲーリーさん) Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos





5)ソーシャルメディアやビジネスの関係について:ポーケン?
スピーカー: Fujio Suzuki (@fujiosuzuki)

個人や仕事上での個人情報交換に、ポーケン活用をしている事例。ポーケンとは、かわいいキャラクターのデジタル名刺。相手とハイタッチするだけで簡単に個人の情報交換ができる。

特に鈴木氏(おそらく中年層)にとっては、若い女性たちが、携帯の赤外線通信での個人情報交換は断られることが多いが、このポーケンなら気軽に応じてもらえる、というのが面白かった。Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos



6)ユーストリーム・ツイッターで毎日の番組放送の成功例:
サブTJ(世界のハイパーさん) 高橋登也 (@various_tone

「小田あさ美のツイート・ジョッキー」に出演中。Ustream&Twitterで、視聴者参加型の新たなエンタメ番組を推進中。エネルギッシュなトークが印象的な高橋さん、番組はCMもなく、まさに1時間ずっとナマなので気苦労などもありそうですが、それをまた楽しんでいる様子。
Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos


7)ソーシャルメディアの有効利用 0円で日本全国横断で本を出版
スピーカー: デジタルハリウッド大学2年生 土井雪江さん(@yukie0339

ブログ、「0円で日本全国横断」や書籍も話題な雪江さん。今年の夏は、海外旅行に挑戦とか。その行動力は見習いたいもの。ほんとに体調管理&身辺の安全に気をつけて、帰ってきてもらいたい。
Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos





8)ユーストリーム・ツィッター スポット・スポーツ編の成功例 :2010年東京マラソン
スピーカー: Joseph Tame (@tamegoeswild )

イギリス人のジョセフ・テイムさんは、今年の東京マラソンで、前頭部にiPhoneをつけてUstream放送をし、13,000人に視聴されたことで有名になりテレビにも出演。イベントXUstのさきがけとなりました。今回のソーシャル・メディア・ディのイベントでも、うさぎ耳をつけてパワフルなスピーチ。そのアピール力はすばらしかったです。
Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos


9)1年間で6万人のリスナーを獲得する裏話
スピーカー: Michael Q Todd (@mqtodd)

弁護士であり、中小企業やNPOのソーシャル・メディア活用のコンサルタントでもあるマイケル・トッドさん。貧困をなくし、持続可能な社会づくりをめざすために活動中。


10) ソーシャルメディアは日本の田舎や都会のかけ橋
スピーカー: Masa Kawamukai (@MasaKawamukai )

田舎おこしに、ツイッター、セカイカメラなどのソーシャル・メディア活用して地域活性化をしてきたマサさん。地方のすばらしさを、より多くの人に伝える手段として、それがどのように効果的なのかをプレゼン。
Photo by (C) Diogo Hideo Dos Santos



このように多彩な方々のプレゼンテーションにより、大いに刺激を受けました。それにしても、よいことのために皆が協力して現状改善に動くために、ソーシャルメディアが有益なんだと改めて思いました。また弱者も強者もなく、皆が安全、平和、幸せに生きる社会のために、自分は何ができるのだろうかという問いがうかんだ、私のソーシャル・メディア・ディでした。来年のイベントには、私もプレゼンしたいなぁ、とも思い始めました。がんばろう~
<関連ブログ>マッシャブルを読めば、何がわかるの?

Jun 28, 2010

フェイスブックで別れる人が増加中!?

つきあっていると思っていた相手の交際ステイタスが、「交際中」から「独身」に変更されているのを見たとしたら、どんなにショックなことだろう。


こんなネット時代には、別れに際し、相手と直接話し合いや、電話・メールのやりとりをすることなく、一方的にソーシャル・ネットワーク上で別れを宣言してしまうこともありえる。マッシャブルの記事、Would You Break Up via Facebook?によると、フェイスブック上でのアップデートで、別れのきっかけにする人が増えているという。つまり、ライターのJolie O'Dell いわく、『ソーシャル・ネットワークに、汚れ仕事をやらせてしまう』のだという。



フェイスブックのデート・アプリが行った統計をみてみよう。
AreYouInterested 統計: (1000名、7:3=男性:女性)

  • 25%の回答者が、フェイスブックを見て別れに気づいた
  • 21%の回答者が、交際ステイタスを独身(シングル)に変えて別れを示すだろうと答えた
  • 40%の回答者が、交際ステイタスを変えたのを交際相手が見て気がつくだろうと考えている
  • 35%の回答者が、交際のつもりがないのに、つもりがあるかのように誰かに思われるような交際ステイタスにしている

ストレスフリーな別れ方!?
別れの時期は、いろいろと大変なことがある。そんなひとときをすごすのは、お互いに辛いものだ。まして対面での別れを切り出すなんて大仕事となると勇気や準備も必要。かといって、逃げるわけにもいかない。それでも、自分ではあまり労力や時間を使いたくない。

たとえば映画女優などの交際や離別などは、エージェント会社の広報から公式発表されることがあるが、一般人もSNSを使えば、プライベートの動向をみんな(Friendほか)に伝えてしまい、既成事実化してしまうことができる。ソーシャル・ネットワーク上で『公式に』表明してしまうことで、交際相手とのいざこざを減らそうということだろうか。

別れを切り出された側にとっては、一方的、軽く扱われた、簡単すぎるというやるせない思いはあるだろう。ただし、そうやって『公式に』表明されてしまったら、気が抜けてしまい反論や反撃の余地がないようにも思うかもしれない。

ちょっと前に、この件を軽くツイートしたら、ある方から「ストレスフリーだから」というツイートがはいってきた。まさにそういうことなのだろう。

とにかくこうした男女関係の終わりに、ソーシャル・ネットワークが何らかの役割を果たす機会が増えていることは確かのようだ。

Jun 17, 2010

英語アカウントでツイッター!~がんばらずに英語力アップ (はじめに編Vol.2)

がんばらない英語ツイートで、英語力が向上するとしたら、どうしてなのでしょうか。



ひとりぼっちで勉強しない

ひとりぼっちが苦手なタイプにはおすすめです。

自宅の英語学習といえば、ひとりで教科書に向かいひたすら覚える、ブツブツとなえる、DVDからリスニングすることが主流であり、基本的にはインタラクティブ性はありません。自分がどれだけ覚えようが、スムーズな発音ができようが、聞き取りできようが、誰も応援してもほめてもくれません。

それに比べて、ツイッターの場合は<あなた><世界中のともだち>と英語世界のなかでのサポーターをはじめから確保することが簡単です。それがどれだけ心強いことでしょうか!まったくひとりぼっちではないのです。


プレッシャーなし、適当な英語でもとりあえず大丈夫

プレッシャーに弱い方にもおすすめです。

普段の英作文では、ここで使う単語が間違っていないか、文法の誤りがないかと不安がつきまとうはず。そうしたミスが人間関係、テスト、仕事に悪影響を与えかねないからです。その点、ツイッターはあなたの英語を監視したり、評価されるというプレッシャーがありません。とりあえず、あまり実務的に利害関係の少ないところでのツイートのやりとりならば、気楽にはじめることができます。


ちょっとだけでも、たくさんでも臨機応変

気分屋の人にもおすすめです。

そもそも英語の140文字というのは、日本語に比較してあまりたくさんの内容を盛り込むことができないのです。あまりやる気にならないなら、数語の単語でひとつツイートすればいいし、やる気になるなら、内容の濃いメッセージをいくつかツイートしてもいいし、ほんとうにあなたの状況次第でとりくむことができるのは、多忙な現代人にとってとても便利です。


ちょっとした隙間の時間でできる

多忙な人にもおすすめです。

一般的に英語学習といえば、毎日1時間以上、というようにまとまった時間が必要です。しかし、ツイッターなら、数分あれば1ツイートできます。電車のなかなど隙間時間だけ、やってもいいので、気楽にとりくめます。どうしても自宅のデスクで、教科書に向かう学習時間がとれない人にも便利です。

気軽に英語圏の人に話しかけられる

内気な人にもおすすめです。

日本の街頭で、外国の方々に話しかけるのは勇気があまりない、または外人を見ると避けている、という方も、ツイッターなら積極的に動けることでしょう。音声ではないテキストベースというのも、ちょうどよい距離感なのかもしれません。老若男女、有名・無名、アメリカ・ヨーロッパなど、ありとあらゆる人たちにメッセージを届けることも可能です。


私もダメモトで、米国のネット・セレブ iJustine(フォロワー百万人以上)にツイートしたことがありますが、タイミングよくリプライが帰ってきて驚きました。こういう単純なやりとりにこそ、自分は世界につながれる!という気持ちが育つのだと思いました。


<参考ブログ> Twitterで世界につながっている実感 @ijustine

もちろん、あなたのメッセージについて、いつもリプライを期待できるわけではありませんが、もらえればホントにラッキー~ですよね。


あの有名人のナマの声がきけてリアリティが高まる

有名人が気になる人にもおすすめです。

世界A級の有名人の発言なんて、テレビや新聞など大手メディアを通じて(第三者をはさんで)、すこしタイムラグを経てしか伝わってこないものでした。でも、ツイッター登場以降、状況はかわりました。たとえばビル・ゲイツ、パリス・ヒルトン、サー・ブランソンなどのその瞬間のナマの声、ナマの画像を受け取ることができます。

それは、これまでマスコミを通じたイメージとは違うものかもしれませんし、もっとビビッドな思いや活動状況を知ることができます。ビル・ゲイツがどのように、だれと慈善活動を展開しているのか、どれほど真剣に考えているのかを知ることができるかもしれません。また、パリス・ヒルトンがジェットセッターらしく世界各地を移動して交友関係を楽しんでいることを知ることができるかもしれません。またサー・ブランソンの魅力的な人柄をのぞくことができるかもしれません。

遠い外国で特別なことをしている、と思っていた人たちにも親しみを感じ、さらに応援したくなったり、人と人との距離感を縮めることに役立つことでしょう。


コピペ、リライトからでもはじめられる

なまけものの人にもおすすめです。

だれも、あなたオリジナルの特別な文章を期待しているわけではありません。なので、誰かのツイートの引用、またそれの応用、ウェブからひろいあげてきた英文からでもはじめることができます。「自分がいいたいのは、英語ではこんなところかな~」ぐらいでもいいでしょう。

あまりはじめから、がんばってすごいツイートを!ときばらず、まずは気楽にスムーズにツイートすることを第一目標にしてはいかがでしょうか。

何度か「がんばって」しまうと、そのストレスが意識に残り、その次にとりかかろうとするときに「面倒」「うざい」「大変」というネガティブな気持ちになりがちです。それで、ちょっと気持ちが離れてしまい続かなくなってしまうのは、スポーツ、趣味、学習にせよよくあることです。

自分にとって、どうしたらラクにツイートしはじめられるのか?そこからはじめてみませんか。


いろんな使える英語にふれられる

ノリがいい方にもおすすめです。

これだけ数多くの国々の人々が英語を使う以上、「英語」も一枚岩ではありません。国籍、地域、学歴、人種、年齢などによりほんとうに多様です。その多様性にふれるのもツイッターの面白さではないでしょうか。

また、口語表現が多いため、英会話の参考とすることもできるでしょう。知らない単語や文法は辞書やネットで調べていけば、知らず知らず語彙力も増えます。英語のノリも身につきます。



あなたの疑問を世界になげかけて、答えをさがせる

人の意見が気になる人にもおすすめです。

共通の趣味や関心、経歴、年代などを通じて、世界のどこかに住んでいる人と会話することで、ツイッターフレンドになれます。これは何よりもワクワクすることですね。

たとえば、あるアーティストの曲について、あなたの疑問をなげかけることができます。ある人々から、答えがかえってくるかもしれません。なんどかツイッター上で会話すると、相手のパーソナリティもわかり情がわいてくることもあります。

日本人同士とちがい、ひとつの事柄のものの見方はいろいろあることも実感するかもしれません。日本では絶賛されていることも、海外では評価が低いこともあります。逆の場合もあります。その事柄を分析、判断するあらたなモノサシを知ることもあるでしょう。こうして、その違いの理由をさぐることが、お互いの価値観の多様性をみとめたり、相互理解を深めることになるでしょう。


いつのまにか英語脳になっている

いわゆる「勉強」はしたくない人にもおすすめです。

成長過程の幼児にもいえますが、言語や音楽など、ある分野の情報に完全に浸ることで、いつのまにか消化していた、ということがあります。あなたも、シャワーをあびるように100%英語漬けになる時間をツイッターでつくってみましょう。

はじめは、まるで面倒だった英語に、少しずつ慣れてきて、ツイートのリンク先の英文記事やブログを読むことができるようにもなることでしょう。(さっと目を通して意味をひろうだけでも)また、自分の言いたいことの言い方が身につくことでしょう。会話の方法が身につくことでしょう。いつのまにか英語で考えるようになっているかもしれません。夢の中にも英会話が出てくるかもしれません。

これまでの英語脳になるまでに、たったひとりで学習するのに比べてどうなんでしょうか?

ひとりだけなら、英語フレンドはできませんし、外国の誰かと気持ちを通わせることはありません。英語の情報源も限られています。多様な世界の姿を知らないままかもしれません。使える会話表現は知らないままかもしれません。たった今の世界の情報や状況を知りえることはないでしょう。あなたの疑問を解決できないままかもしれません。英語情報圏に生きる人になれないかもしれません。

さあ、これから英語ツイッターワールドに足を踏み入れてみたくなりませんか。

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<つづく>

Jun 16, 2010

英語アカウントでツイッター!英語ツイッターワールドとは?(のぞきみ編Vol.2)

英語ツイッターワールドは広すぎて、どこから、どう見ていけばいいのかわからない。そんな方のために世界のフォロワーランキングのわかる3つのサイトをご紹介しましょう。





  1. Twitaholic 世界トップ100をランキング。現時点で、ブリトニー・スピアーズが世界No.1。その数はけたはずれ、515万人のフォロワーがいます。日本でおなじみな人ですと、レディ・ガガ、オバマ大統領、マライア・キャレイ、デミ・ムーア、50セント、アル・ゴア、パリス・ヒルトンなど。
  2. Twellow ツイッターのイエローページ。たくさんのカテゴリーのなかから、あなたの興味のあるものをチェックしてみてください。テーマによって、人気ものとそうでないものがあるのは当然のこと。やはり熱いのはソーシャル・メディア系。あなたのアカウントも登録することができます。
  3. wefollow こちらもカテゴリー別のランキングですが、単にフォロワーの数値だけではなく、影響度のランキングをつけているのがユニーク。

あなたが、このツイッター大海のなかで、どこから泳ぎはじめるのか見定める参考にしてくださいね。


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<つづく>

Jun 10, 2010

英語アカウントでツイッター!アイコンを見直す (セルフ・ブランディング編Vol.2)

みなさん、ツイッターのアイコン、適当に選んでませんか?
とりあえず、最近の笑顔で、と思ってませんでしたか?


私見ですが、『アイコンは見せるものというより、覚えてもらうもの』だと思います。

そんな観点から、日本語ツイートを観察すると、あまり効果的とは思えないアイコンをよくみかけます。有名人ですぐにだれかわかる人ではない場合、あなたらしさを表現する必要があります。覚えにくさという観点で、どんな現状なのでしょうか。

  • 何が映っているのかわからない
  • コントラストがあまりなく、ぼうっとしている
  • 無彩色で見栄えがない
  • 好感度の低い顔の無表情、ぶあいそう
  • 他のアイコンと違いがない、個性がない
  • ただ暗い
  • かっこよくない、さえない
  • イメージがわかない
  • いまひとつ魅力がない
  • iPhoneなどのクライアント上で小さくすると判別不能

私の日本語アカウント、@digibeauのHOMEページ右下のフォロー中アイコンが、ほとんど同じように見えたことがありました。では、どうしてそんなアイコンではよくない=フォロワーを増やしにくいのか考えてみましょう。


アイコンの役割とは?

  • タイムラインに並ぶツイートのなかで、自分を他人と識別してもらう差別化
  • 自分のイメージをビジュアル化する
  • ツイートよりも、アイコンのほうが印象が残りやすい
  • 自分をツイートを一度読んで気に入ってもらった場合、次はアイコンでチェックしてもらえる
  • 自分を象徴すべきビジュアルだとわかりやすい
  • 顔アイコンにこだわる必要はない、自分らしさがある象徴なら
  • きれい、美しい、かっこいいと好まれる
  • 小さなアイコン(7mm)でも識別できる

このように、アイコンはあなた自身の象徴、そしてツイートの具現なのですから、もっと効果的に、魅力的に扱うことができるのではないでしょうか。

さらに、あなたのアカウントは、ツイッターウェブ上のみならず、さまざまなクライアント(TweetDeck, HootSuit)や、モバイルで見られているかもしれません。そうした状況下でも効果的なアイコンを考えてみる必要がありそうです。

アイコンの表示される大きさとは?

  • ツイッターのウェブ上に表示されたときに印象に残りやすい(19mm程度)
  • ウェブのクライアント上でスクロールしたときも識別できる(12mm程度)
  • iPhoneなど携帯用クライアント上でスクロールしたときでも識別できる(7mmと小さい)
これらの状況下で、どの大きさとなっても、印象的であることを心にとめておきましょう。



アイコンを効果的に見せるポイントとは?

もちろん、アカウントの数だけ異なるツイートの意義があると思うので、いろんな工夫ができるように思います。それでは人気の高い英語アカウントの具体例を示しながら説明してみましょう。

あなたらしさを表現するアイコンを工夫して覚えてもらいやすい、ちょっとしたヒントがみつかりましたでしょうか?

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<つづく>

Jun 6, 2010

英語アカウントでツイッター!(セルフ・ブランディング編 Vol.1)

ツイッターの世界は広い、大きい。 だれとでもつながれるわけですが、やはり【あなたが何者であるか】によるところが大きい。そこで、セルフ・ブランディングしていくことが大切になるような気がします。 つまり、あなたは何者にもなれるのです!





そして、世界的な有名人もそれを意識している、していないは別として、ビジュアルやツイートに【その人らしさを最大限にさまざまな手法で表現している】ことが多いと感じました。


なので、単に言葉でつぶやく、に終わらないでくださいね。【あなただけの世界を、世界に向けて発信する】ぐらいの気持ちでとりくんではいかがでしょうか。


ということで、より多くのフォロワーを獲得するためにも自分自身をどう表現していくか、英語アカウントを始める前にある程度イメージングしておくことをおすすめします。そのためには、やはり他人の観察から学ぶのが早道。まず、いろいろみてみましょう。



具体的な自分の表現方法

  • どんなジャンル、テーマについてつぶやくのか
  • パーソナリティ・タイプ(解説的、私生活的、批判的、反応的、指導的、観察的)など
  • デザインやアイコンによるビジュアルイメージ
  • ツイートの口調、長短
  • ウェブリンクをはる、はらない
  • 画像リンクをはる、はらない


それでは、上記をよく理解できるように、具体例をあげていきましょうね。

1)どんなジャンル、テーマについてつぶやくのか

自分が面白い、詳しい分野から入るのが当然親しみやすいはず、ツイートしやすい、ツイート読みやすいはず。またその分野の有名人の動向を知るのも楽しい。

  • Twellow (The Twitter Yellow Pages) ツイッターのイエローページ。ジャンルやテーマの参考に。どんなジャンルで、どんな人がツイートしているのか見てみましょう。そして、あなた自身のアカウントも無料で登録することが可能です。


2)パーソナリティ・タイプ(解説的、私生活的、批判的、反応的、指導的、観察的)など

やはりツイートは人がしていることですから、いやおうなく人格が現れるものです。他人のそれを観察するのはけっこう楽しいもの。他人にとってためになる、楽しい、快いツイートは、さらに仲間を集めやすい。あまりネガティブで批判的なツイートばかりしていると、フォロワーを失いかねないので要注意。あたりまえですが、それは世界共通。



3)デザインやアイコンによるビジュアルイメージ

自分のイメージをビジュアルで表現することは、ツイートと同じく重要と考えたほうがよいと思います。いろんな人のツイートページを見ていると、驚くようなビジュアル表現をしていて、なんて多様で楽しいんだ!と感じることもしばしば。この表現力を見習って、自分の影響力を高めなくちゃ、とも思うようになります。


  • パリス・ヒルトン @ParisHilton そのキュートな表情を大画像で。ピンクがイメージカラー。
  • リチャード・ブランソン @richardbranson バージンの会長。モノトーンでクールにまとめています。
  • ディタ・フォン・ティーズ @DitaVonTeese バーレスクのダンサー。高級感があり、エンタメ度が高い。
  • ガイ・カワサキ @GuyKawasaki Alltop創始者。事業内容を象徴するバックグラウンド画像。
  • ロイック @loic Seesmic創始者。スポーティでアクティブなイメージ。
  • パトリック・ドリッセン @PatrickDriessen コンサルタント、アントレプレナー。オーストラリアから風が吹いてくるようです。
  • ココ・ロシャ @Oh_So_Coco 女性ファッションモデル。芸術的で幻想的なイメージ。

ただし、TweetDeckなどクライアントを使ってツイート操作している場合はアイコンしか現れないので、そのアイコンのビジュアル表現はまさに重要になってきている、ともいえます。 アイコンについては、新たにブログを書いてますのでこちらをどうぞ。

ブログ 「英語アカウントでツイッター!アイコンを見直す」


4)ツイートの口調、長短

1回のツイートは、英語圏ツイートは比較的短めなように感じます。なので、短くてもポイントが明確ならいいのです。日本語は漢字があるので、140文字でも英語よりもっと情報量が多くもりこめるのかも。なので、あんまりきばらずに、気楽にサラッと書き始めても大丈夫ですよ。


5)ウェブリンクをはる、はらない


これは目的によると思いますが、自分のビジネスや活動をもっと知ってもらうべく、詳細なサイトへ誘導したい、面白い情報を他の人に知らせたいなど。これも、自分の情報価値を高めるために必要なことかもしれませんね。さらに最近のニュースサイトなどは、このツイッターやフェイスブックなど、ソーシャルメディアへのつぶやきが1クリックでできるしかけがあるので、自分のアカウントで簡単に情報リンクできることも便利です。



5)画像リンクをはる、はらない 


日々の日常生活や活動などを画像で伝えたい場合は、Twitpicなどと連動させると便利。ツイッターアカウントでログイン可能。携帯で撮影した画像を、すぐにTwitpicにアップロード&つぶやくことも可能。ただし、いまのところ英語のコメントしかつけられない。(英語アカウントなら問題ないですが)

日頃のセレブライフの断片を画像でしばしば見せてくれるのが、パリス・ヒルトン。@ParisHilton ラスベガスのパーティで、だれだれと一緒、とか、誕生日パーティがこんなに盛り上がったとか。まあ、ファンにとってはたまらないんでしょうね。そういう普段の言動をナマで伝えられて、彼女自身のブランディングにも大いに貢献している。それに本人がレポートするんなら、ゴシップマガジンがいらなくなるかも!?

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<つづく>

Jun 5, 2010

英語アカウントでツイッター!(のぞきみ編)

では、あなたもご存じなあの人々がどんな感じでツイートしているのか、ちょっと、のぞきみしてみましょうか。




<ビジネス ・ ポリティクス>

  • ビル・ゲイツ @BillGates まもなく100万!フォロワーです。財団活動のツイートが多いようです。
  • リチャード・ブランソン @richardbranson バージンの創始者。いつもながらパワフルです。
  • オバマ大統領 @barackobama 大統領選挙に勝てたのも、ツイッターのおかげは大きい。

<エンターテイメント>

  • ブリトニー・スピアーズ @britneyspears ポップ界の女王、ブリトニーさすが500万越え。
  • アシュトン・カッチャー @aplusk エンタメ界男性ナンバーワンのフォロワー、500万!!妻はデミ・ムーア。
  • レディ・ガガ @ladygaga  ポップ界の新アイコン、ガガ様、すでに400万以上!
  • コールドプレイ @coldplay イギリスのロックバンド。ツアー情報など。
  • 50セント @50cent ラッパー。ツアー情報など。


<セレブリティ>

  • パリス・ヒルトン @ParisHilton おさわがせセレブ、パリス。そのジェットセッターぶりはみごと。
  • ラニア王妃 @QueenRania  美しく知的なヨルダンの王妃。熱心なチャリティ活動ぶりに頭がさがります。

<スポーツ、キャラクター>

  • ダース・ベイダー @darthvader スターウォーズのキャラクター。マジなやりとりが笑えます。
  • ロナウジーニョ @10Ronaldinho ブラジルのサッカー選手。なぜか日本語&中国語のツイートが。

さて、どうですか?
ワクワクしてきました?

ちなみに、世界的音楽家の坂本龍一氏も、ダブルアカウントを使い分けていることを発見!

英語アカウントは、もちろんシステムは同じなので、すでに日本語アカウントで慣れている方は基本的な取り組み方はご存じのことでしょう。なのであまり初歩的な操作はご説明する必要はないでしょうね。それ以外に、英語圏でどのように切り開いていけばよいのか、私が気づいた具体的なノウハウなどをお話ししていきます。

英語自体は教えられないので、ツイートを読んだり書いたり、あるいはコピペしてとにかく慣れましょうね!

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<つづく>

英語アカウントでツイッター!世界のみんなと対話しよう~(はじめに編)

  • 英語力にそれほど自信はないけれども、外国人と対話してみたい
  • 英語で自分の発言をしてみたい
  • 世界で何が起きているのか知りたい
  • がんばらずに、楽しく英語力を向上したい



このどれかにあてはまる人には、是非、ツイッターで英語アカウントを作り、ツイートすることをおすすめします。ただの英語ツイッターとは、どうちがうの?という方、まず私の経験をきいてくださいね。


私は、ツイッターをはじめたときに、まず1つのアカウント@digihcで英語&日本語と両方でつぶやいてました。できるだけ英語でつぶやいていましたが、ときどき日本語でもつぶやきました。それで、フォロワーが500以上になってから、あることに気付きました。たまに日本語でツイートするたびに、フォロワーが20~30、どっと減るのです。おやおや、と思いました。「やっぱり日本語は特殊なのかな?」と。


それでは逆の立場を考えてみましょう。あなたのタイムラインに、いきなりアラビア語、韓国語、タイ語のツイートが流れてきたらどうですか?ほぼ、異星人も同然で、対話不可能!と思いがちですよね。面識のある外国人ならともかく、ツイッターだけのゆるいつながりしかない人たちが、あえて理解不明な日本語を解読しようと努力してくれるようには思えません。というか、そのまま見逃す、とも思えません。よっぽど興味を共有しているか、あなたが有名人でもないかぎり、即刻フォロー解除されてもいたしかたありません。



ということで、手間が増えることは覚悟の上で、日本語アカウント(@digibeau)と英語アカウント(@digihc)を分離することを決意しました。この複数アカウントは、ツイッター・クライアントのTweetDeckなどで管理できるので、いまはあまり不便は感じていません。


ちなみに、世界的音楽家の坂本龍一氏も、ダブルアカウントを使い分けていることを発見! やはり国際的に活躍している日本人でも、ツイートを英語圏と日本語圏用に分けざるをえないのでしょう。



日本語アカウント @skmt09
英語アカウント @ryuichsakamoto




どうして英語でツイートするの?


それでは私の個人的理由を説明しましょう。


  • 国際通信社・情報プロバイダーに在籍し、日々世界各国の支店と連絡をとり日常業務の75%が英語によるテキスト処理のため英語に慣れている
  • 世界で活躍する人々のナマの声がききたい、活動が知りたい
  • 世界中の人々の考え方、行動をもっと理解したい、体験したい
  • 世界で、いま何が起こっているのか、話題になっていることを知りたい

そんなわけで、だれかと一緒に英語アカウントを始めたわけでもないので、社内ウェブにあるさまざまリソース(すべて英語)を活用しながら、いろいろと試行錯誤してきました。そんな経験で感じたこと、学んだことをあなたにお伝えしたいと思います。 (私もまだまだ発展段階ではありますが)


ご存じのとおり、ツイッターはとても簡単なシステムなので、だれでもトライしやすいと思います。そして、英語の長文を書くわけでもないので、多少単語や文法があやしくても、恥に思うことはありません。どんどん、ツイートしていきましょう!そして、いろんな仲間をつくってみましょう。


思いがけない人から、リプライが来たり、メッセージが来たら、すごくうれしいものですよ。そして、そんなことを続けるうちに、たくさんのことを感じたり、学んだり、気付いたりできるはずです。



英語アカウントでツイッターしてよかったと思うこと


  • セルフブランディングの大切さに気づいた
  • どんなに有名な人とでも、平等に対話できる機会だと気づいた
  • お金をかけずとも、自分の知的資産を増やすことが可能だと気づいた
  • まず与えることで、与えられることに気づいた
  • 本物のセレブリティの生活がどういうものか知った
  • 自分自身を世界に提供する、というチャンスがあることを知った
  • 世界はひとつだと知った

本当に楽しい!!!ですよ。


さあ、一緒に英語アカウントでツイッター!をはじめましょう。



<いろんなノウハウは、こちらのリンクから> 



<高林克枝より、ごあいさつ>


『英語アカウントでツイッター!』シリーズは、単にコトバの英語ツイートのノウハウではなく、英語情報圏という大海のなかで、あなた自身を効果的にアピールするためのセルフ・ブランディング・ストラテジーをまとめています。そして、それをいかに楽しく、おもしろく実践するかに焦点をあてています。それがいつのまにか英語力アップにむすびつくのです。ツイッターはそれが比較的簡単に効果的にやりやすいメディアだと思います。私は『自分の存在力をどう表現していくのか』リサーチと検証をかさねていて、ここに書いてあることは、すべて私見です。しかしながら、私自身が国際通信社に在籍し、日常的に世界の情報にふれたり、世界各国支社の同僚たちとのふれあい経験をもとに、あなた自身の世界進出をお手伝いしたい!と考えています。

英語アカウントでツイッター!世界のみんなと対話しよう~(もくじ編)

  1. 英語アカウントでツイッター!世界のみんなと対話しよう~(はじめに編)
  2. 英語アカウントでツイッター!がんばらずに英語力アップ(はじめに編 Vol.2)
  3. 英語アカウントでツイッター!(のぞきみ編)
  4. 英語アカウントでツイッター!英語ツイッターワールドとは?(のぞきみ編Vol.2)
  5. 英語アカウントでツイッター!(セルフ・ブランディング編 Vol.1)
  6. 英語アカウントでツイッター!アイコンを見直す(セルフ・ブランディング編 Vol.2)


<関連情報> 

<高林克枝より>

『英語アカウントでツイッター!』シリーズは、単にコトバの英語ツイートのノウハウではなく、英語情報圏という大海のなかで、あなた自身を効果的にアピールするためのセルフ・ブランディング・ストラテジーをまとめています。そして、それをいかに楽しく、おもしろく実践するかに焦点をあてています。それがいつのまにか英語力アップにむすびつくのです。ツイッターはそれが比較的簡単に効果的にやりやすいメディアだと思います。私は『自分の存在力をどう表現していくのか』リサーチと検証をかさねていて、ここに書いてあることは、すべて私見です。しかしながら、私自身が国際通信社に在籍し、日常的に世界の情報にふれたり、世界各国支社の同僚たちとのふれあい経験をもとに、あなた自身の世界進出をお手伝いしたい!と考えています。




May 28, 2010

チャリティイベントでプロジェクト・マネジメントを学ぶ ~キャビン・マザー体験

ゴールデンウィーク前にOxfam Trailwalkerイベントに在籍する外資系通信社が参加し、4/22より2泊3日間のうち、1泊目の芦ノ湖の山小屋でキャビン・マザー(食住のしきり)をすることになった。昨年もサポーター参加していたので、ある程度様子はわかっていたが、企画、準備、実施まで、本当に有意義だと思える時間がすごせた。ふりかえってみても、これはプロジェクト・マネジメントともいえる体験だったの思うので、記録を残しておきたいと思う。



会社としてキャビンを借りていたが、ウォーカーたちが立ち寄るのは夜中の12時すぎ。それから彼らは食事、入浴、たった数時間の仮眠をとり、また山間に旅立っていく。サポーターたちも3チームのサポートのため、睡眠時間は数時間となる。歩くのもサポート側も体力も精神的にもギリギリだ。

さらに今年は金曜、土曜と悪天候となり、夜中の山間は零下という気温の上、地面は泥沼状態だったようだ。自分の足元しか見えない視界不良のなかで、歩き続けたウォーカーたちはすごい。そんなウォーカーたちをサポートする側の本気度も半端ではない。

数日を同僚たちとすごすと、こんなチャリティイベントといえども、個人生活においても、それぞれが優れたノウハウ、技術、判断力、行動力を持ち合わせた自主的かつ自律的人間だということであるのがよくわかった。「わたし、どうすればいいかわかんないんです~」とか「やんなっちゃうから、もういいや~」といったことはありえない。知らないなりに予測や代案を出す、賛同できないなら改善方法を提案する、と合理的かつ建設的な対処方法が身に付いている。 こうしたプロフェッショナル集団が、おなじ目的に向かい気持ちをひとつにして個々の役割を完璧に果たすのをみるのは気持ちがよかった。

<ミッション>

  • 同僚のウォーカー、3チーム、12名分のキャビンでの食事、休憩、睡眠サポート
  • 同僚のサポーター約20名分の2日分の食事、休憩、睡眠サポート

<条件>

  • 限られた人数での役割分担
  • 限られた時間内での運営(キャビンのチェックイン・チェックアウト)
  • 限られた施設、ツールでの運営(3キャビン、家族用の調理器具)
  • 限られた予算内での運営(食費用 約10万)
  • 悪天候のなかでの運営

<心がけたこと>

  • だれもが勝者となれること(特定の人に過重な労働にならない、いやな思いをさせない)
  • だれもが楽しく向いた仕事ができること(だれにも向き不向きがある)
  • みんなが同時にそれぞれの仕事にとりかかれる担当配分
  • スムーズな段取りがあること
  • 一旦きめてあることでも、フレキシブルな変更が可能なこと

<サポート内容>

  • 2日分の食事手配
  • キャビンのベッドメイキング
  • キャビンの調理、配膳、かたずけ
  • ウォーカーサポート

<1日目 キャビン・ディナーメニュー>

  • ビーフカレー
  • 豚汁
  • 焼肉
  • マッシュポテト
  • フルーツ他 デザート

<2日目 夕食 ウォーカー用>


  • よせなべ
  • カレーうどん
  • コンビニセット(おにぎり2個、フランク、野菜ジュース)(サポーターも)

なお、今回はチャリティイベントの直前、バンコクでの取材中に尊い命を失った同僚のひとりHiro Muramoto氏は、昨年同様ウォーカーとして参加予定しており、なおいっそう完歩に向けての思いは並大抵ではなかった。

このチャリティイベントの様子は、私がハンディカメラで動画撮影し、同僚たちの写真とあわせたこちらのビデオでどうぞ。



放射状に前進しよう ~チャレンジ!アカデミーヒルズで講義~

最近、アカデミーヒルズのアーテリジェントスクール(六本木ヒルズ内)で7/18(Sun)に講義をさせていただけることが決まった。テーマは、デジタルビューティ@Office




やはり、話題の人気講師がレクチャー、カンファレンス、対談をする場所、アカデミーヒルズというブランド力がある。そういう場で講演をしたい人はたくさんいるはずだ。それは、講演者としての確かな実績となるし、活動の信用力に結び付くし、ウェブやメルマガなどで、知的なアカデミーヒルズ会員に告知されるだけでもうれしい。

すでに執筆した書籍が売れている、よくマスコミに登場しているような方ならば、すぐ審査に通るのだろうけれど、私にとっては、それ簡単にはOKというわけにいかなかった。ほぼ1年越しのチャレンジだった。それで今後、ここで講義をしたいとお考えの方のために、このチャレンジ・プロセスをあらいざらい明らかにしてみたい。

昨年の夏前に、講演申込みをスクールサイトからしたときには、数日後に返信メールがとどいた。「当方のスクールの主旨に見合わない、講義内容がものたりない、会員の要望にあわない」といったものだった。メールの差出人は、事務局となっており、担当者氏名も書いてなかった。

まあ、はっきりいってケンモホロロという感じでした。一度、それでは企画を練り直します、と再度パワーポイントを作成しなおし提出するものの、あっさり却下。


とほほ。

ちょっと落ち込み、悲しくなり、怒りもこみあげ、なおかつ不安にもなった。自分のこれまでの活動を否定された気分にもなった。


  • 何がいけないのか?
  • どこから改善すればよいのか?
  • いつか審査を通過することができるのだろうか?

すこし落ち着いてから、一度自分の非を完全&冷静に認めることにした。新たなコンセプトを世の中に表現しようというとき、時には無視され、ある時には否定されることは起業家のはしくれとしてこれまでも何度も経験してきた。なので、基本的には大丈夫めげない。これは成長の機会なのだ、と思えば。

こういうときは、まず足元を確かめることが大切。現況をよく見て、そこからどう、どちらへ、どのように動くべきかを見極める必要がある。何事も実績ベースをもとに前進すればこわいものはない。これまでの活動を実績や成果をふりかえりつつ、自分自身への問いかけをしてみた。

  • テーマ性はどうか?
  • キャッチーなタイトルか?
  • コンテンツが新しく、知的か?
  • エンターテイメント性があるか?
  • 講演者自身が魅力的か?
  • 講演実績はあるか?
  • 後援者あるいは後援企業があるか?

まず、アーテリジェントスクールとは?

「アート」と「インテリジェンス」をテーマとし、学びのなかにエンターテイメント性、アミューズメント性が盛り込まれている六本木ヒルズの1dayスクールです。(ガイドラインより)


テーマ性はどうか?


長時間のパソコンワークで、女性の健康や美容によくない影響をおよぼしていることはわかっていたし、科学的調査を学会で発表し、みんなの体験談もよくきき、オールアバウトガイドとしての実績もあり、核心部分についてはゆらぎなき確信があった。そして、スクールターゲット層にふさわしいテーマであるという自信はあった。ただその表現、まとめ方、見せ方に工夫が必要だと認識した。


キャッチーなタイトルか?

<前回>

Healthy Computing講座(初回)

最先端!オフィスでできる疲れ目・ドライアイ対策(2回目)

<今回>

デジタルビューティ@Office

これについては、説明のしようがないほどの進歩だろう。去年には『デジタルビューティ』というコンセプトは思いついていなかった。オフィスの健康対策、というような地味なイメージが冴えなかったと思う。

コンテンツが新しく知的か?

テーマ自体は、2003年のオールアバウト目の健康ガイド開始時から続けているが、その対策は年々進歩しているべき。前回は「VDT」や「目の健康」にこだわりすぎて、小さく、ださかった。そこで、主眼点を「デジタルワークをする女性たちの新たなライフスタイル提案」と再定義してみた。

さらに後援企業である、花王、ナナオ、J&Jなどの調査研究データなどをいただきながら、説得力のあるコンテンツをつくることにした。

エンターテイメント性があるか?

参加者に、週末を楽しくすごせた!面白くすごせた!と思ってもらわなくては。

退屈な話を聴かせるような講義では、だめだ。都会的で知的なアカデミーヒルズ会員に対して、VDTだの、健康対策だの、はふさわしくない。参加者が精神的にはいりこめる何か、身体的な体験ができるなにか、どうしたらいいのだろう。このあたりのセミナースタイルは、ナナオ・銀座ショールームで実際に毎月試行錯誤しながら改善を重ねた。やはり、どんなことが、どんなふうにウケルのかは、やってみなければわからない。

講演者自身が魅力的か?

すでにある程度有名人ならともかく、見ず知らずの人の講演にお金を払っていくかどうか?あまり有名ではない場合は、その人の経歴、実績、活動内容で判断するしかない。私の場合は

<前回>無名の個人会社(デジタルヘルスセンター代表)の人。オールアバウトガイド。

<今回>オールアバウトガイド。外資系通信社のヘルスコミッティー・メンバーであり、起業家(デジタルヘルスセンター代表)でもある。さらにデジタルビューティ・プロジェクトを主宰し、大企業の後援企業群がついて健康情報活動をしている。このほうがよっぽど説得力がある。

講演実績はあるか?

前回の時点では、確かに定期的なセミナーなどは行っていなかった。そこで、アカデミーヒルズには断られたが、自分たちでまずやってみようということになり、2010年1月より、ナナオの後援により、銀座ショールームで月例セミナーをはじめた。デジタルビューティ講座 

知名度がないので、初めたばかりは、若めのOLがイメージターゲットなはずなのに、なぜか参加者はおじさん数人、ということもあった。(ターゲットを中高年に変更すべきか一瞬悩んだ)なかには「本当に素晴らしいセミナーをありがとう」と感激してくれる人もいた。

こうして、いろいろめげずに月々のセミナーを継続しながら、参加者の反響や意見により、主宰者自身が成長することができた。またみんなに聴いてもらえる講演のコツやテクニックも実演学習することができた。もちろん人前で話すことの度胸&自信もついた。

こうした進歩の裏では、ナナオの関係諸氏がサポートしてくれていることが大きい。ショールームを提供してくれたり、電話受け付けをしてくれたり、スライドを改良&更新してくれたり、セミナー進行を手伝ってくれたり。実は、このセミナーに関してナナオから報酬をいただいているわけではない。無報酬でさせていただける分、私は自分のリクエストやわがままを自由に言えるし、新たな手法、展開もどんどん推し進められる。

後援者、後援企業があるか?

前回は、ナナオ&花王が後援してくれていたが、加えて、今年初頭のセミナーからJ&Jやアサヒフーズアンドヘルスケアのご担当者の協力により、データやサンプルを提供していただけるようになった。

こういうわけで、一度挫折を味わった後で、冷静に善処した経験が、新たなチャンスを生んだ、というわけです。

今年の4月に再チャレンジ申請をしたのちも、さらに週に1回ほど企画見直しメールがとどき、1か月後にやっと「審査の結果、是非アーテリジェントスクールで開催していただきたく、どうぞよろしくお願いします」という文章を読んだときには、文字通り涙がこみあげてきた。あきらめずにチャレンジし続けてよかったと思った。

さらに先日のアーテリジェントスクールのメルマガでは、この講座がNo.2押しのおススメになっているのを発見し、感動をおぼえた。

なので、みなさんも目標に向かって、放射状に前進しましょう!!

ひと方向に向かって進むんじゃなくて、ぜ~んぶの方向に押し広めるイメージで活動しましょう!!

そして私の次の目標としては、このスクールで継続的に講義ができるようになること、そこでの出会いをベースにデジタルビューティ賛同者、協力者、協力企業を増やしていくこと、テーマを発展させていくこと、活動を進化させていくこと、世界に通用する人材になること。まだまだ夢の実現ははじまったばかり。

あなたも参加してみませんか?私のアカデミーヒルズの講義、デジタルビューティに顔をだしてみてくださいね。


May 22, 2010

デジタルビューティ・セミナー 5/22/2010

こちらが、デジタルビューティ・セミナー実施中のもよう。30名近くのブロガーやアフィリエイターが熱心に耳を傾け、かつ撮影にはげんでくれました。

セミナーの詳細はこちら

May 5, 2010

最近のお役立ちiPhone Apps

身の回りの情報整理、ときどき手法をリニュアルしたり、アップデートしないと、大量の未処理情報が放置されていくだけ。そして、仕事や友人関係、個人生活がスムーズにいかなくなってしまう。この際、できるだけiPhone のアプリケーションを基点になんとか整理しようと、とりくんでみた。

どうしようもなかった、未処理情報例:

  • 名刺
  • レシート、公共料金伝票など
  • 気になるニュースサイト、ブログ
  • お出かけした店などの情報
  • いろんなファイル、画像
  • 外食などでゆるみがちな体重

名刺はこうしてスッキリ情報整理>>

はずかしい話、このところ常時自宅のデスクには数十枚の名刺が未処理のまま積まれており、ホコリをかぶりはじめてから、名刺ホルダーに分類収納しがちであった・・ そこで、今後連絡をとりそうな人に関して、デジタル化することにした。それ以外は、ざっくり名刺ホルダーへ。

  1. TurboScanで名刺をスキャン。スキャンした名刺にはペンで「S」を書く。
  2. Evernoteにラベルをつけて収納

レシート類はこうして情報整理>>

  1. とにかくクリアフォルダーにざっくり収納
  2. 「支出管理」アプリに定期的に記録

気になるニュース・ブログ>>

大量のニュース・ブログなどをいつ、どこで効率的に読むかが問題。気になるときに、あれ、これ、よんでいたら気が散るし、時間の無駄なような気がした。そこで、通勤時間か、昼やすみなど、時間を決めてチェックするようにした。

  1. Google Readerに一括してニュース・ブログを登録
  2. Google Analyticsで分析中

お出かけした店情報>>

  1. Foursquareに登録

便利なサイトなんですが、ときどきサーバーダウンしていたりして、いまいち。

いろんなファイル、画像>>

  1. Evernoteに登録、収録
  2. 名刺、面談した人の情報管理などは便利

ゆるみがちな体重管理>>

  1. とりあえず、WeightManに2カ月分の体重変化を登録

この数カ月で、3KGは確実に落としている。ヘビーなディナーの後も3日ほどでリセットできているよう。この調子であと2KGがんばろう!

その他のお気に入りアプリ>>

  • Tweetie ツイッターの処理がとても便利。2アカウントあるため。
  • Anbiance 環境音というか、自然音に安らぐ。特に浜辺の波打ち際の音。
  • CookPad 何を作ろうか、気分転換になる。仕事帰りスーパーに行く前にも。
  • Vogue Stylist 世界のファッション動向をちら見。日常生活からテイクオフしたいときに。
  • Shazam パソコン前で聞かせて、Telephone, Meet me halfway, ラ・カンパネラを当てる。

May 4, 2010

Oxfam Trailwalker 2010


オックスファム・トレイルウォーカーのチャリティイベントのビデオ編集をしてみました。
このイベントは、社内の参加者だれもが強い思いでのぞんだ、思い出深いイベントとなりました。

マッシャブル(Mashable)を読めば、何がわかるの?

マッシャブル(Mashable)は、このサイト記事を読めば、ソーシャル・メディアの『今』がわかる、米国発のニュース・ブログサイト。ソーシャル・メディアとウェブ2.0関連に特化した情報を提供している。


http://mashable.com/


ツイッターのフォロワーを示すランキングサイト、wefollowによれば、

News部門 6位 なんと、TIMEのすぐ下。
Social Media部門 2位 アストン・カッチャーの次。
Tech部門 2位 Googleの次。


Social Media部門の影響力は、1位となっている。というわけで、情報サイトとしてはとりわけ人気ぶりがうかがえます。それなら、フォローしないわけにいかない!

記事は、エディターやレポーターたちが、実名入りのブログ形式でアップデート。彼らのプロフィールは、それぞれツイッター、フェイスブック、ユーチューブなどのアドレスにリンクしていて、それぞれのウェブ・ネットワークを築いているのをみるのも面白い。お気に入りのエディターがいたら、またその人をフォローするのも楽しい。

これまで新聞サイトでは記事リンクを、知り合いにメールする程度のことはできたけど、このサイトでは、読んだ記事が面白ければ、自分のツイッターアカウントにRetweetできるし、フェイスブックでシェアできて、読者自身が情報伝達をお手伝いできるのが新しい。

設立者&CEOは、ピート・カシュモア。2005年7月に設立。その起業は、なんとスコットランド北部の小さな村で、彼はソーシャル・ネットワーキングやウェブ関係のブログを書き始め、それが国際的に話題になり、事業化したというもの。これもネット時代の起業のありかたなのかもしれませんね。

というわけで、マッシャブルを知らずしてソーシャル・メディアを語れない、とう状況のようです。

関連ブログ:マッシャブル ソーシャル・メディア・ディ 6/30/2010 東京イベントをレポート

May 3, 2010

ファッション帝王Twitter対決! Karl Lagerfeld vs. Roberto Cavalli

シャネルのデザイナーとしてパリに君臨するカール・ラガーフェルド、そしてイタリア出身でゴージャスさにおいては追随を許さないロベルト・カバリ。世界のファッション界をリードする2人の帝王のツイッター対決の行方は?

Number of Followers: (May 3, 2010) フォロワー比較

ラガーフェルド (@karl_lagerfeld):231,041
http://twitter.com/karl_lagerfeld




カバリ (@Roberto_Cavalli) 5,067
http://twitter.com/roberto_cavalli



やはり、ブランド力や歴史の差でしょうか、圧倒的にラガーフェルドの勝ち。というか、カバリは世界の有名人にしては少なすぎないか??


Utilizing Social Media:
次にソーシャルメディアの有効活用度をみてみましょう。

ラガーフェルドは、ツイッターでもその独特な存在感と哲学を示し、長年のファンを納得させるものがあります。しかし、ソーシャルメディアそのものの機能であるコミュニケーションという点では、有効活用しているとはいいにくいものがあります。

一方、カバリはツイッター、フェイスブックなどをうまく使いこなし、ブランドファンの維持・管理をソーシャルメディア機能を活かして現代的な手法で行っているといえます。というわけで、カバリの勝ち。

Tweets in Style: 

さすがに浮き沈みの激しいファッション界を生き残ってきただけあるラガーフェルドのツイートには、独特のスタイルがあります。
  • Followingがゼロ!!だれの後も追わない姿勢が潔い。
  • そのツイートはすべて哲学的。
  • 画像やサイトリンクをはらない。
  • RetweetやReplyしない頑固さ。
それに比較すると、カバリはぐっと民主的。えっ、そんなにフレンドリーな方だったの?という驚きさえおぼえます。
  • 意見の主張というより広報的ツイートが多い
  • 友人のモデルやセレブリティなどに言及 (@bryanboy @ParisHilton)
  • Facebookの商品ラインページなどに誘導して商業的
  • RetweetやReplyもたくさんする
こうしてスタイルのあるツイート、という観点からはラガーフェルトの勝ち。カバリのツイートはもしかして広報の方が?そして、このツイートそのものがブランド広報活動の一環としてビジネスとしてされているのでは、という疑念もぬぐえません。

こうして、帝王2人のソーシャルメディアへの姿勢の違いが明らかな例をとりあげてみました。ブランドやデザイナーが、今後どのように取り組んでいくのかの参考になると思います。この2人の今後の活動に注目していきましょうね。

Apr 18, 2010

Social Media Personality Types. ソーシャルメディア、あなたの人格タイプは?


ツイッターのツイートをながめていると、人それぞれに発言の仕方やテーマは、だいたいパターン化されていることに気づく。たとえば、

  • 自分の身の回りのことをあれこれ
  • あんな情報、こんな情報、といった情報エージェント
  • 友達になりたがり、友達の対話の輪をつくりたがる
  • さまざまな情報への分析、感想、批判などをする
  • なんだか自慢オンパレード

まあ、ばくぜんとそれを面白いなあ、と思ったり、この人は普段からこういう立ち回りをする人なのか、こんな一方的なまくしたてる人は大変だろう、などとと思ったりしていたが、米国にはそれらをちゃんと分析しているソーシャルメディアエキスパートがいた。(Adrian Chan)

彼のレポート、Social Media Personality Types からちょっとさわりを引用してみます。まず、人格タイプのいろいろ。()内は私の意訳なのでご承知を。


Status seeker (ステイタス探究者)
Critic (批判者)
Socializer (お仲間派)
Em-cee (司会者)
Lurker (潜入者)
Buddy (相棒)
Creator (創造者)
Pundit (専門家)
Rebel (反逆者)
Officiator (管理者)
Harmonizer (調和者)


そうですね~、

私のタイプは、、Creator, Em-cee, Harmonizer の順でしょうか。何より自分のアイディアやビジョンを実現するのが喜びなので。あれこれ情報を集めるだけなのは面倒だし、人の動きを見守ったり同意ばかりするのもつまらない、かといって批判したり怒るのもいやだし、ひけらかしばかりなのももっと嫌味。

あなたはどうですか?

リバーは家族の輪そのものだった


人はときどき、時の流れを生きていることを忘れてしまう。


そのうちやればいい、とすべきことを先延ばししたり。
そのうちよくなるさ、と問題を放置したり。
そのうちいえばいい、と感謝の気持ちを伝えなかったり。


でも、知り合いや親族の突然の死に対面して、はじめてすべてに終わりがある、それは今日かもしれないことに気づく。昨日は、同僚のひとりが取材先の外国で狙撃を受け、尊い命を失った。それはニュースとなり全世界をかけめぐった。会社に忠誠をつくし働き盛りの出張時のできごとだった。

それぞれの人には、それぞれの旬の時代がある、とも思う。


それは富や成功をかなえているという意味だけではなく、そのひとらしく生きていて輝いているひと時、のことだ。それは幼くても、若くても、熟年でも、老年でも。


同じように、家族にも旬の時代があるように思う。


ある家族が一緒にすごし、笑いあい、食事をしたり、あるいは喧嘩をしたり。ともに日々をすごすことがあたりまえで、ともにその時代を共有する時間だ。けれど、いつかそれはかなわなくなっていく。子供たちは独立したり、親は高齢になり活動的でなくなったりしていく。


そういう意味では、愛犬リバーはわが家族の旬の時代に、立派な家族の一員だった。いや、リバーがいたから、いっそう我が家には家族らしい楽しみや喜びがもたらされていたのかもしれない。いたずら好き、こわがり、甘えん坊のリバーのおかげで、家族の連帯感はほんとうに高まったといえる。


いま、リバーを失ってみてはじめて自分たちも、ひとつの時代、家族の旬の時代が終わりつつあることに気がついた。


ありがとう、リバー。あなたは家族の輪そのものでした。

Twitterで世界につながってる実感 @ijustine

あなたはiJustine , @ijustineこと、Justine Ezerik(wiki)をご存じですか?

彼女はビデオ・ブロガー、インターネット・セレブリティとして有名な人。最近はブログやYouTubeから新たなスターが次々と生まれているが、そのひとり。別に彼女は歌がうまいわけでも、文章がすごいわけでも、何かに詳しいわけでもないのだけれど、その明るくてお楽しみ好きなパーソナリティを表現すべく、自分でビデオ編集してブログ化するYouTuberだった。

@ijustineのTwitterアカウントのフォロワーはすでに110万を超えている。やっぱり、世界につながっている人はケタがちがう。

私は1年前ぐらいから楽しい彼女のブログをトラックしてきた。アメリカの地方都市出身の普通の女の子が、次々と新たなインターネットの世界を切り開き、セレブリティたちと出会い、さらに新たなソーシャルメディアの中心となっているのはとても面白い。



そんなiJustineが、私のグローバルアカウント@digihcにTwitterでReplyしてくれたさわりをご紹介。




ことの流れは:

1)iJustineが、朝食の画像をアップロード。若い女の子にはかわいそうなぐらいの、明らかに高コレステロール、高カロリーなアメリカンフード。大きなソーセージ数本、卵、パンなど。


2)そこで私@digihc は、このようにツイート。
「そんなに高コレステロールな食事して大丈夫?」

3)iJustineはこうしてリプライしてきた。
I love eggs!!!  私、卵が大好きなの!!!
ま、たわいのないお話ですけど、瞬時に彼女と対話できたことで、世界のだれとでもつながってるんだな~と実感した。
そう、いま、iJustineが、マーサ・スチュワートが、ビル・ゲイツが、ラニア王妃が、レニー・クラビッツが、つぶやく瞬間。だれとでも、直接、いまここに、つながれる。めでたし。めでたし。
<解説>なぜ私はグローバルアカウント@digihcをつくっているのか。
はじめは、英語・日本語共有でつかっていたアカウント。主に英語でやっていたのですが、たまに連続的に日本語でツイートしておいて、1晩こえると、いきなり数十のフォロワーが減っていることが続いたので、大変めげたため。やはり日本語圏とは分離せざるをえないということに。


Apr 17, 2010

デジタルビューティ・ブログ スタート!

これまで、いくつかブログを書いていたものの、あまり長続きしない理由は何なのか反省してみた。


  • 自宅でゆっくり書く余裕がない

  • 携帯画像との連携ができないとつまらない

  • 自分テーマが明確ではないと、ぶれる

  • 日々の出来事を、いつでもブログ化する習慣がない

  • ブログはめんどうだと思っている

  • 海外のソーシャルメディアなどの動向を日本に伝えたいのにしてこなかった

というわけで、今回のブログは、デジタルビューティというテーマで、定期的にセミナーを主宰していることもあり、モチベーションも高く、みんなにも見てもらえるのではないかという期待のもとにリ・スタートしてみることにした。継続を後押しする、ちょっとした工夫としては、



  • iPhoneとの連携

  • Flickrとの連携

  • Twitter アカウント@digibeauとの連携

  • YouTubeとの連携 DHC4U

ま、気楽にやります。