Jun 17, 2010

英語アカウントでツイッター!~がんばらずに英語力アップ (はじめに編Vol.2)

がんばらない英語ツイートで、英語力が向上するとしたら、どうしてなのでしょうか。



ひとりぼっちで勉強しない

ひとりぼっちが苦手なタイプにはおすすめです。

自宅の英語学習といえば、ひとりで教科書に向かいひたすら覚える、ブツブツとなえる、DVDからリスニングすることが主流であり、基本的にはインタラクティブ性はありません。自分がどれだけ覚えようが、スムーズな発音ができようが、聞き取りできようが、誰も応援してもほめてもくれません。

それに比べて、ツイッターの場合は<あなた><世界中のともだち>と英語世界のなかでのサポーターをはじめから確保することが簡単です。それがどれだけ心強いことでしょうか!まったくひとりぼっちではないのです。


プレッシャーなし、適当な英語でもとりあえず大丈夫

プレッシャーに弱い方にもおすすめです。

普段の英作文では、ここで使う単語が間違っていないか、文法の誤りがないかと不安がつきまとうはず。そうしたミスが人間関係、テスト、仕事に悪影響を与えかねないからです。その点、ツイッターはあなたの英語を監視したり、評価されるというプレッシャーがありません。とりあえず、あまり実務的に利害関係の少ないところでのツイートのやりとりならば、気楽にはじめることができます。


ちょっとだけでも、たくさんでも臨機応変

気分屋の人にもおすすめです。

そもそも英語の140文字というのは、日本語に比較してあまりたくさんの内容を盛り込むことができないのです。あまりやる気にならないなら、数語の単語でひとつツイートすればいいし、やる気になるなら、内容の濃いメッセージをいくつかツイートしてもいいし、ほんとうにあなたの状況次第でとりくむことができるのは、多忙な現代人にとってとても便利です。


ちょっとした隙間の時間でできる

多忙な人にもおすすめです。

一般的に英語学習といえば、毎日1時間以上、というようにまとまった時間が必要です。しかし、ツイッターなら、数分あれば1ツイートできます。電車のなかなど隙間時間だけ、やってもいいので、気楽にとりくめます。どうしても自宅のデスクで、教科書に向かう学習時間がとれない人にも便利です。

気軽に英語圏の人に話しかけられる

内気な人にもおすすめです。

日本の街頭で、外国の方々に話しかけるのは勇気があまりない、または外人を見ると避けている、という方も、ツイッターなら積極的に動けることでしょう。音声ではないテキストベースというのも、ちょうどよい距離感なのかもしれません。老若男女、有名・無名、アメリカ・ヨーロッパなど、ありとあらゆる人たちにメッセージを届けることも可能です。


私もダメモトで、米国のネット・セレブ iJustine(フォロワー百万人以上)にツイートしたことがありますが、タイミングよくリプライが帰ってきて驚きました。こういう単純なやりとりにこそ、自分は世界につながれる!という気持ちが育つのだと思いました。


<参考ブログ> Twitterで世界につながっている実感 @ijustine

もちろん、あなたのメッセージについて、いつもリプライを期待できるわけではありませんが、もらえればホントにラッキー~ですよね。


あの有名人のナマの声がきけてリアリティが高まる

有名人が気になる人にもおすすめです。

世界A級の有名人の発言なんて、テレビや新聞など大手メディアを通じて(第三者をはさんで)、すこしタイムラグを経てしか伝わってこないものでした。でも、ツイッター登場以降、状況はかわりました。たとえばビル・ゲイツ、パリス・ヒルトン、サー・ブランソンなどのその瞬間のナマの声、ナマの画像を受け取ることができます。

それは、これまでマスコミを通じたイメージとは違うものかもしれませんし、もっとビビッドな思いや活動状況を知ることができます。ビル・ゲイツがどのように、だれと慈善活動を展開しているのか、どれほど真剣に考えているのかを知ることができるかもしれません。また、パリス・ヒルトンがジェットセッターらしく世界各地を移動して交友関係を楽しんでいることを知ることができるかもしれません。またサー・ブランソンの魅力的な人柄をのぞくことができるかもしれません。

遠い外国で特別なことをしている、と思っていた人たちにも親しみを感じ、さらに応援したくなったり、人と人との距離感を縮めることに役立つことでしょう。


コピペ、リライトからでもはじめられる

なまけものの人にもおすすめです。

だれも、あなたオリジナルの特別な文章を期待しているわけではありません。なので、誰かのツイートの引用、またそれの応用、ウェブからひろいあげてきた英文からでもはじめることができます。「自分がいいたいのは、英語ではこんなところかな~」ぐらいでもいいでしょう。

あまりはじめから、がんばってすごいツイートを!ときばらず、まずは気楽にスムーズにツイートすることを第一目標にしてはいかがでしょうか。

何度か「がんばって」しまうと、そのストレスが意識に残り、その次にとりかかろうとするときに「面倒」「うざい」「大変」というネガティブな気持ちになりがちです。それで、ちょっと気持ちが離れてしまい続かなくなってしまうのは、スポーツ、趣味、学習にせよよくあることです。

自分にとって、どうしたらラクにツイートしはじめられるのか?そこからはじめてみませんか。


いろんな使える英語にふれられる

ノリがいい方にもおすすめです。

これだけ数多くの国々の人々が英語を使う以上、「英語」も一枚岩ではありません。国籍、地域、学歴、人種、年齢などによりほんとうに多様です。その多様性にふれるのもツイッターの面白さではないでしょうか。

また、口語表現が多いため、英会話の参考とすることもできるでしょう。知らない単語や文法は辞書やネットで調べていけば、知らず知らず語彙力も増えます。英語のノリも身につきます。



あなたの疑問を世界になげかけて、答えをさがせる

人の意見が気になる人にもおすすめです。

共通の趣味や関心、経歴、年代などを通じて、世界のどこかに住んでいる人と会話することで、ツイッターフレンドになれます。これは何よりもワクワクすることですね。

たとえば、あるアーティストの曲について、あなたの疑問をなげかけることができます。ある人々から、答えがかえってくるかもしれません。なんどかツイッター上で会話すると、相手のパーソナリティもわかり情がわいてくることもあります。

日本人同士とちがい、ひとつの事柄のものの見方はいろいろあることも実感するかもしれません。日本では絶賛されていることも、海外では評価が低いこともあります。逆の場合もあります。その事柄を分析、判断するあらたなモノサシを知ることもあるでしょう。こうして、その違いの理由をさぐることが、お互いの価値観の多様性をみとめたり、相互理解を深めることになるでしょう。


いつのまにか英語脳になっている

いわゆる「勉強」はしたくない人にもおすすめです。

成長過程の幼児にもいえますが、言語や音楽など、ある分野の情報に完全に浸ることで、いつのまにか消化していた、ということがあります。あなたも、シャワーをあびるように100%英語漬けになる時間をツイッターでつくってみましょう。

はじめは、まるで面倒だった英語に、少しずつ慣れてきて、ツイートのリンク先の英文記事やブログを読むことができるようにもなることでしょう。(さっと目を通して意味をひろうだけでも)また、自分の言いたいことの言い方が身につくことでしょう。会話の方法が身につくことでしょう。いつのまにか英語で考えるようになっているかもしれません。夢の中にも英会話が出てくるかもしれません。

これまでの英語脳になるまでに、たったひとりで学習するのに比べてどうなんでしょうか?

ひとりだけなら、英語フレンドはできませんし、外国の誰かと気持ちを通わせることはありません。英語の情報源も限られています。多様な世界の姿を知らないままかもしれません。使える会話表現は知らないままかもしれません。たった今の世界の情報や状況を知りえることはないでしょう。あなたの疑問を解決できないままかもしれません。英語情報圏に生きる人になれないかもしれません。

さあ、これから英語ツイッターワールドに足を踏み入れてみたくなりませんか。

<関連情報>


<つづく>

No comments:

Post a Comment