May 3, 2010

ファッション帝王Twitter対決! Karl Lagerfeld vs. Roberto Cavalli

シャネルのデザイナーとしてパリに君臨するカール・ラガーフェルド、そしてイタリア出身でゴージャスさにおいては追随を許さないロベルト・カバリ。世界のファッション界をリードする2人の帝王のツイッター対決の行方は?

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ラガーフェルド (@karl_lagerfeld):231,041
http://twitter.com/karl_lagerfeld




カバリ (@Roberto_Cavalli) 5,067
http://twitter.com/roberto_cavalli



やはり、ブランド力や歴史の差でしょうか、圧倒的にラガーフェルドの勝ち。というか、カバリは世界の有名人にしては少なすぎないか??


Utilizing Social Media:
次にソーシャルメディアの有効活用度をみてみましょう。

ラガーフェルドは、ツイッターでもその独特な存在感と哲学を示し、長年のファンを納得させるものがあります。しかし、ソーシャルメディアそのものの機能であるコミュニケーションという点では、有効活用しているとはいいにくいものがあります。

一方、カバリはツイッター、フェイスブックなどをうまく使いこなし、ブランドファンの維持・管理をソーシャルメディア機能を活かして現代的な手法で行っているといえます。というわけで、カバリの勝ち。

Tweets in Style: 

さすがに浮き沈みの激しいファッション界を生き残ってきただけあるラガーフェルドのツイートには、独特のスタイルがあります。
  • Followingがゼロ!!だれの後も追わない姿勢が潔い。
  • そのツイートはすべて哲学的。
  • 画像やサイトリンクをはらない。
  • RetweetやReplyしない頑固さ。
それに比較すると、カバリはぐっと民主的。えっ、そんなにフレンドリーな方だったの?という驚きさえおぼえます。
  • 意見の主張というより広報的ツイートが多い
  • 友人のモデルやセレブリティなどに言及 (@bryanboy @ParisHilton)
  • Facebookの商品ラインページなどに誘導して商業的
  • RetweetやReplyもたくさんする
こうしてスタイルのあるツイート、という観点からはラガーフェルトの勝ち。カバリのツイートはもしかして広報の方が?そして、このツイートそのものがブランド広報活動の一環としてビジネスとしてされているのでは、という疑念もぬぐえません。

こうして、帝王2人のソーシャルメディアへの姿勢の違いが明らかな例をとりあげてみました。ブランドやデザイナーが、今後どのように取り組んでいくのかの参考になると思います。この2人の今後の活動に注目していきましょうね。

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